再生可能エネルギー供給25年には全体の25%に

ランド(カリフォルニア州サンタモニカ)は、国内における再生可能エネルギーの利用率が2025年までに全体の25%を占めるという見通しを明らかにした。
クリスチャン・サイエンス・モニター紙によると、電力会社の多くは、テキサス州オースティンの「グリーンチョイス」事業に参加しており、同事業で試験導入されている風力発電は既存の電力よりコストが安いため、同市がくじ引きで決める残りの1400の契約に対して業界各社から応募が殺到している。
また、中西部のエタノール工場は今夏、再生エネルギーを1ガロン当たり1・27ドル以下で生産し、税控除を抜きにしてもガソリンと競争できる価格まで下がった。
ランドによると、再生エネルギーの生産コストが下がり続ければ、コストは20年前より20%下がる見通しで、コスト低下が早まれば25年には300億ドルを節約できる計算だ。週刊US.FrontLine 2007 1st Jan. p.4
再生可能エネルギー供給25年には全体の25%に

廃木材からエタノール

廃木材からエタノールを製造する世界初の商業プラントが竣工へ

 10時47分

   我が国における国産バイオエタノール生産の拠点として、大阪府堺市に廃木材からエタノールを製造する世界で初めての商業プラントが近く竣工する。1月16日に開所式を行う。
   この施設はバイオエタノール・ジャパン・関西が環境省の補助を受けて建設を進めてきたもの。建設廃木材を原料とし、高効率でバイオエタノールを生産する。年間1400klのエタノールを製造できる。全量をエタノール3%混合ガソリン(E3)にした場合、約4.7万klになり、約4万台のガソリン車の燃料に相当する。この施設で製造されるバイオエタノールは、2007年度の環境省重点施策である「バイオマスエネルギー導入加速化戦略」において、大都市圏でのエタノール3%混合ガソリン(E3)大規模供給実証のために供給される予定。2006年12月27日ECO JAPAN

廃木材からエタノール

石膏含有残渣・強酸性残渣の有効利用を前提とした木質・草本系バイオマスの高度利用法

出願番号 : 特許出願2005-170114 出願日 : 2005年5月13日
公開番号 : 特許公開2006-314982 公開日 : 2006年11月24日
出願人 : 植田 徹 外2名 発明者 : 植田 徹 外2名
 
発明の名称 : 石膏含有残渣・強酸性残渣の有効利用を前提とした木質・草本系バイオマスの高度利用法   
 
【課題】稲藁等の木質・草本系バイオマスに大量の硫酸糖化過程で発生する残渣を有効利用する方法の提供。
【解決手段】(1)糖化液をそのままグルコース燃料電池による発電に用いるか、糖化液に植菌し培養する事によって有用物の生産を行うと同時に、中和後の固液分離によって生ずる石膏を含むバイオマス残渣を土壌改良材、濁水抑制材、微細土壌流出抑制材、堆肥化素材、建築用石膏資材等に活用する(2)1においてキシロースデヒドロゲナーゼが電極に固定化した燃料電池を用いる(3)1、2において木質・草本系バイオマスを硫酸糖化後に発生した強酸性バイオマス残渣を、そのままアルカリ土壌改良剤、又はアルカリ廃棄物の中和剤として用いる(4)1~3において固液分離後の液体部分の有価物発酵後に有価物分離抽出後に生じる残渣、発酵液を用いて肥料、土壌改良材、プロバイオティクス剤、微生物タンパク(SCP)等を製造する技術を適用する。
石膏含有残渣・強酸性残渣の有効利用を前提とした木質・草本系バイオマスの高度利用法

水素製造方法

出願番号 : 特許出願2005-161624 出願日 : 2005年6月1日
公開番号 : 特許公開2006-333767 公開日 : 2006年12月14日
出願人 : 財団法人地球環境産業技術研究機構 外1名 発明者 : 湯川 英明 外5名
 
発明の名称 : 水素製造方法および水素製造装置   
 
【課 題】 微生物により水素を製造する方法において、反応液中の有機性基質濃度を制御することにより、連続生産時の水素生産量を増加させることが可能である水素製造方法を提供すること。
【解決手段】 蟻酸脱水素酵素遺伝子およびヒドロゲナーゼ遺伝子を有する微生物を含む反応液に、有機性基質を供給することからなる水素製造方法において、反応液中の有機性基質濃度を250mM以下となるように制御することを特徴とする水素製造方法。
水素製造方法

【噴水台】バイオディーゼル

【噴水台】バイオディーゼル

植物性油のバイオディーゼルも歴史は石油に劣らない。 アイデアを初めて出したのはルドルフ・ディーゼル。100余年前にディーゼルエンジンを発明した人物だ。 ディーゼルは1900年、パリ世界博覧会にピーナッツオイル自動車を出した。 しかし自動車業界を席巻中だったガソリンエンジンの壁はあまりにも高かった。 業界の大物ベンツとフォードはディーゼルに顔を背けた。 中央日報2006.-06.-27

【噴水台】バイオディーゼル

バイオエネルギーの最新動向


美濃輪智朗((独)産業技術総合研究所 バイオマス研究センター)
 京都議定書の約束期間2008~12年が迫り,バイオエネルギーへの期待がますます増加している。本年3月にはバイオマス・ニッポン総合戦略の見直しが行われ,(1)バイオマス輸送用燃料の利用,(2)バイオマスタウン構築の本格化,(3)アジア諸国など海外との連携が盛り込まれた。バイオマスエネルギーの着実な利用とともに,評価・導入支援ツールや輸送用燃料製造に向けた技術開発が望まれる。
月刊エコインダストリー 2006年7月号

【目次】
1. はじめに
2. バイオエネルギーの利用方法
3. バイオマス輸送用燃料
4. BTL:ガス化経由液体燃料合成
5. リグノセルロースからのエタノール製造
6. おわりに―技術開発から導入普及へ

バイオエネルギーの最新動向

最新浄水法

水道水のヒ素を磁鉄鉱で除去  ライス大学、最新浄水法を発見
 
 磁鉄鉱を細かい粉末状の結晶にすることで、飲料水から有害なヒ素を除去できることがライス大学(テキサス州ヒューストン)の研究で明らかになった。簡単かつ安上がりな浄水法として、数千万人の貧困層が暮らす中国や南東アジアの村などで飲み水の汚染対策に役立つと期待される。US.FronLine December 4th, (電子版) バイオ塾情報創庫2006-12-20
最新浄水法

バイオ燃料 中国

中国、トウモロコシからの生物燃料精錬を制限
 中国国家発展改革委員会は18日、「トウモロコシから生物燃料を取り出すことを制限する」との通達を出しました。
 国家発展改革委員会の責任者は、「トウモロコシ加工業が盲目的に発展することにより、トウモロコシ生産が過度に伸びている。これにより、小麦、稲の生産が縮小し、食糧生産構造のバランスが失われている。また加えて、国家の食糧安全面での問題を招く可能性がある」と述べました。 この通達は、各地で許可されたトウモロコシの加工プロジェクトを直ちに取消すること、また稼動中、もしくは開始しようとしているプロジェクトに変更を加えるよう要求しています。CRI 中国国際放送局 2006-12-19 15:10:23  
バイオ燃料 中国