木質バイオマス利用の推進について

平成18年3月 林野庁木材課長河野元信 http://www.woodrecycle.gr.jp/H18_koen01.pdf
Ⅰ 木質バイオマスの利用状況
Ⅱ 木質バイオマスに関する国の主な推進計画
Ⅲ 木質バイオマスのエネルギー利用の取組事例
Ⅳ 木質バイオマス利活用施設の整備についての支援制度
Ⅴ 木質バイオマスの利用推進に向けて
木質バイオマス利用の推進について

地域循環型社会形成のための農地由来バイオマスの利用効率評価

  農地はバイオマス利用の観点から見ると利用効率が高く地域循環型社会形成における役割が大きい。旧愛東町のケースでは、光合成で固定した炭素3,600tの32%が食材、20%が畜産部門での利用となる。 近中四農研・総合研究部 http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2005/kinki/ki05020.html
地域循環型社会形成のための農地由来バイオマスの利用効率評価

ファーストエスコ、発電にバイオ燃料併用を検討

 発電事業などのファーストエスコは、従来の化石燃料だけでなくバイオ燃料を発電に併用する方向で検討を始めた。原油価格の高騰でコストが上昇、採算が悪化しているからだ。温暖化ガス削減効果が見込まれるバイオ燃料を使うことで、企業の電力需要を取り込む狙いもある。 ファーストエスコは電力会社への売電と企業への発電代行とで、合計29カ所、約27万キロワット分の発電装置を運営する。まず売電用で、比較的規模の小さい1万キロワットの2カ所で「来年からバイオ燃料を利用する」(斎藤晴彦社長)。 日経ネット(ベンチャー)2008-01-30

ファーストエスコ、発電にバイオ燃料併用を検討

インド高効率簡易選炭システム実証普及事業

平成18年度成果報告書 国際石炭利用対策事業 クリーン・コール・テクノロジー実証普及事業(FS)
作成者  財団法人石炭エネルギーセンター
  提案公募型クリーン・コール・テクノロジー実証普及事業において「インド高効率簡易選炭システム実証普及事業」を提案中であるが、提案事業のコア技術である「可変波形型ジグシステム」はインドでの導入実績がないため、経済性・普及性を保証するに足る充分な歩留向上が得られるのか技術的な評価が困難である。そこで、インド既存の選炭機についての情報収集や選別性能調査を実施し、選炭歩留向上を始めとする可変波形型ジグシステム導入の有効性や妥当性を検証・評価することを目的に本事業を実施するものである。2.事業概要:以下の3つの内容について調査した。 NEDO報告書バーコード 100011262
インド高効率簡易選炭システム実証普及事業

企業人たちが見た日本の「環境自画像」

2008年の日本へ[中編]
京都議定書の約束年に入り、温暖化問題に関する報道や話題が急増している。この問題にどう取り組むべきなのか、日本や日本の企業はどのような対応をしているのか、これからどのような道を歩むべきなのか……。
 2007年11月の「第2回環境・エネルギー課題解決のための賢人会議」では、参加された皆さんが400を超える意見コメントを書き記して下さった。それをじっくりと拝読し、日本の企業人の、この問題に対する意識の高さを改めて実感した。 http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/yamane/16/
企業人たちが見た日本の「環境自画像」

木材からの工業用原料製造方法

出願番号 : 特許出願2004-302256 出願日 : 2004年10月15日
公開番号 : 特許公開2006-111593 公開日 : 2006年4月27日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 黒田 正範 外5名
 
発明の名称 : 木材からの工業用原料製造方法   
 
【課題】 木材を用いてメタノール、ギ酸メチル、エタノール、乳酸、プロパンジオール等の工業用基礎化学品及び炭素材を製造すると同時に熱回収の有効利用を図り、所内動力を差し引いた電力、蒸気及び温水を供給し、装置コスト及び操業費等の点から熱利用性の高い、木材のゼロエミッション型有効利用方法を提供する。
【解決手段】 木材を水蒸気改質して、一酸化炭素及び水素を含む反応混合物を生成させ、この中から分離した一酸化炭素と水素とを反応させてメタノールを生成させ、さらにこのようにして得たメタノールをカルボニル化してギ酸メチルを生成させることにより木材から工業用原料を製造する。
木材からの工業用原料製造方法

藻類及び木材等のバイオマス資源を利用して発酵により工業用エタノールを製造する方法

出願番号 : 特許出願平9-338738 出願日 : 1997年12月9日
公開番号 : 特許公開平11-169188 公開日 : 1999年6月29日
出願人 : 株式会社東芝 発明者 : 岡本 優
 
発明の名称 : エタノール製造方法   
【課題】藻類及び木材等のバイオマス資源を利用して発酵により工業用エタノールを製造する方法の提供。
【解決手段】藻類及び木材等のバイオマス資源を熱エネルギーの供給により加水分解あるいは蒸煮等して糖質原料とする糖化工程10と、この糖化工程10後に糖質原料を発酵させてエタノールを製造する発酵工程11と、この発酵工程11により得られたエタノールを含有する発酵液から熱エネルギーを供給して蒸留によりエタノールを分離するエタノール分離工程12と、このエタノール分離工程12においてエタノールが分離された不純物を熱エネルギーを供給して乾燥させることにより固形化する排水処理工程13とを有するエタノール製造方法において、前記糖化工程10、エタノール分離工程12及び排水処理工程13における熱エネルギーを供給する熱源として、産業廃熱を用いる。
 
藻類及び木材等のバイオマス資源を利用して発酵により工業用エタノールを製造する方法

バイオディーゼル燃料のグリセリンを副生しない製造法

    本製造法は、原料の一つであるメタノールを超臨界状態にすることで触媒が不要となった。また、原料の混合比や反応時間を制御によりグリセリンの生成抑制と分解を同時に行うことでグリセリンを生成せずにバイオディーゼル燃料を製造することが可能となった。 http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2003/kanto/kan03007.html
[担当]中央農研・作業技術研究部・農産エネルギー研究室
バイオディーゼル燃料のグリセリンを副生しない製造法