「NEDO二次電池技術開発ロードマップ2013」策定

―定置用二次電池の内容を拡充―
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

NEDOは、自動車用及び定置用二次電池の市場拡大のための指針として「NEDO二次電池技術開発ロードマップ2013」を策定しました。
 再生可能エネルギーの導入や街・地域でエネルギーを有効活用するスマートコミュニティの構築が進められる中、今後市場の拡大が見込まれる定置用二次電池について、用途別にコスト及び寿命目標を明確に設定しました。また、自動車用については最新の情報をもとに性能やコストなどの目標を見直し、電池材料マップについても新たな材料の追加や材料特性データの更新を行うなど、大幅に改訂しました。低炭素社会の実現に向けて、新たなロードマップを策定しました。NEDO プレスリリース 2013年8月30日

「NEDO二次電池技術開発ロードマップ2013」策定

喫水3えっ、こんなものが東京湾を通るの?

2メートルで航行、海に浮かぶ変電所が福島沖に到着
実録 福島沖・巨大風車プロジェクト
田中 太郎
 7月15日、前回取り上げた風車に続いて、海に浮かぶ変電所が現地入りしました。ウインドファームを建設する福島沖約20キロメートルの地点に到着したのです。正確には、浮体式洋上変電設備(サブステーション)といい、変電設備のほか気象や海象の観測設備、緊急用ヘリデッキなどを備える、この実証研究事業の要になる施設です。風車が発電した電気は、サブステーションで電圧を整えてから、海底ケーブルを通して陸地に送られます。日経(ビジネスBPWebサイト)

喫水3えっ、こんなものが東京湾を通るの?

インドネシアでバイオエタノール製造実証プラントの竣工式を開催

 NEDOとインドネシア工業省の共同プロジェクトとして進めている、バイオエタノール製造の実証プラントがインドネシアの東ジャワ州に完成し、8月20日に現地で竣工式を開催しました。
 式典で挨拶したNEDO倉田副理事長は、本事業の技術の普及がインドネシアのエネルギー問題の解決に貢献していくことを期待すると発言しました。NEDO 2013年8月23日

インドネシアでバイオエタノール製造実証プラントの竣工式を開催

発酵技術を活用したバイオエタノール製造の実証運転がインドネシアで開始

日本政府とインドネシア政府が共同事業として実証事業を実施する契約を締結。インドネシアの東ジャワ州にあるPTPN-Xが保有する製糖工場に、日本の発酵技術を応用したバイオエタノール製造プラントを設置し、製糖の際に副産物としてでてくるモラセス(廃糖蜜)を原料にしたバイオエタノール製造技術の実証が行われることとなった。マイナビニュース 2013-08-21

発酵技術を活用したバイオエタノール製造の実証運転がインドネシアで開始

インドネシアでバイオエタノールの製造技術を実証

―日本の発酵技術でガソリン代替燃料を生産―

 NEDOとインドネシア工業省の共同プロジェクトとして、東ジャワ州の製糖工場に設置したバイオエタノールの製造プラントが完成、実証運転を開始しました。
 このプロジェクトは、製糖工場の副産物であるモラセス(廃糖蜜)から、燃料用バイオエタノールを製造する技術の実証を行うもので、この工場や近隣の製糖工場から排出される年間約15万トンの廃糖蜜の約70%を原料に、年間3万kLの生産を計画しています。
 日本の優れた技術がインドネシアで普及し、同国の化石燃料消費量の低減と砂糖産業の安定化に貢献する事が期待されます。NEDO プレスリリース 2013年8月21日

インドネシアでバイオエタノールの製造技術を実証