バイオ燃料にかかわる投資や研究開発、政府による助成が目立っている。中国企業がこのほど、フィンランドでバイオマスを原料とする製造施設の建設を計画していることが判明したほか、アルゼンチンでは、ガソリンに対するエタノール配合率を高めるかどうかの検討が始まった。
中国企業の凱廸(KAIDI)が、バイオマスを原料とする製造施設をフィンランドのラップ県南部のケミに建設する計画がこのほど、判明した。2月13日付のサイト『グリーン・カー・コングレス』によると、製造は年間ベースで20万トン。バイオディーゼルを中心にバイオガソリンを製造する予定だ。投資額は10億ユーロを見込み、KAIDIは今年中に最終投資決定(FID)を下すという。2019年の稼働を目指す。RIM Energy News.,2016/02/26