イワクラが木質ペレット増産、原油高などで需要見込む

  建材製造のイワクラ(苫小牧市、後藤英夫社長)は間伐材や廃材を使った暖房用燃料、木質ペレットを増産する。本社工場での稼働時間を10月に2倍に延長し、日産能力を16トンとする。並行してペレットストーブも拡販する。原油価格の高止まりや環境意識の高まりでペレット市場の成長余地は大きいと判断。2010年度に同事業で2億5000万円の売上高を目指す。 日経ネット2007-07-21
イワクラが木質ペレット増産、原油高などで需要見込む

バイオエタノール(ブラジル)

豊田通商、ブラジルでバイオエタノール生産・2012年メド

 豊田通商はブラジルでガソリンの代替燃料となるバイオエタノールの生産事業に参画する。伊藤忠商事や現地企業と共同で事業化調査に着手、同国北東部にサトウキビ農園や工場を設けて2012年にも生産を始める計画だ。総事業費は数百億円規模の見通し。米国などで環境対応の自動車燃料としてバイオエタノールの需要が高まっていることに対応する。
 豊通と伊藤忠に加え、国営石油会社ペトロブラス、建設大手ケーロ・ガルバオ、複合企業オデブレヒトが17日、現地で共同開発に関する覚書に調印する。5社は同国北東部のペルナンブコ州で約15万ヘクタールの未利用地を対象に調査を実施、灌漑(かんがい)設備の導入などに関する計画を来年末までに詰める。日経ネット 2007-07-14

バイオエタノール(ブラジル)

BDF 札幌

廃食用油の回収、札幌圏で本格化・バイオ燃料に転換

 建設や外食など15社が参加する北海道バイオディーゼル研究会(札幌市)とシンクタンクのヒット総合研究所(同)、札幌市は共同で、家庭の使用済み食用油を、軽油の代替燃料に再生する事業を本格化する。来年度中をメドに道内最大の処理施設を新設。外食店やスーパーなどに約1000カ所の回収拠点を整える方針で、2009年度に処理を開始。全国有数のリサイクル体制を目指す。 日経ネット(地域経済)2007-07-13

BDF 札幌

航空バイオ燃料

世界初 バイオ燃料使うジャンボ機導入 09年、英ヴァージン航空

  英ヴァージン・アトランティック航空が世界で初めて、バイオ燃料を使ったジャンボ機の飛行計画に乗り出した。「クリーン・ジャンボ」は来年試験飛行、二○○九年の商業飛行を目指す。  同社を傘下に持つ英ヴァージン・グループは昨年秋、航空と鉄道部門から生じる今後十年間の利益をすべて、次世代エネルギー開発など地球温暖化対策に投じると表明した。総額は約三十億ドル(約三千六百億円)の見込みで、「クリーン・ジャンボ」計画もその一環。計画には、米ボーイング社や航空機エンジン製造の米ゼネラル・エレクトリック社(GE)などが参加し、既存の「747-400」をバイオ燃料用に改造する方針だ。 北海道新聞2007-07-11

航空バイオ燃料

農作物資源とバイオ燃料

バイオエネルギーがもたらすもの?
   経済協力開発機構と国連食糧農業機関が発表した『2007年から2016年の農業予測報告書』によりますと、バイオエネルギー生産の急速な増加によって、穀物や植物油原料、糖類作物などの需要がどんどん増え、農産物の価格も高騰しています。これは農産物輸入国の貧困人口に影響を与える恐れがあると警告しています。CRI online http://japanese.cri.cn/151/2007/07/07/1@97787.htm 
農作物資源とバイオ燃料