月別アーカイブ: 2007年7月
バイオエタノール(ブラジル)
豊田通商、ブラジルでバイオエタノール生産・2012年メド 豊田通商はブラジルでガソリンの代替燃料となるバイオエタノールの生産事業に参画する。伊藤忠商事や現地企業と共同で事業化調査に着手、同国北東部にサトウキビ農園や工場を設けて2012年にも生産を始める計画だ。総事業費は数百億円規模の見通し。米国などで環境対応の自動車燃料としてバイオエタノールの需要が高まっていることに対応する。 |
BDF 札幌
廃食用油の回収、札幌圏で本格化・バイオ燃料に転換
建設や外食など15社が参加する北海道バイオディーゼル研究会(札幌市)とシンクタンクのヒット総合研究所(同)、札幌市は共同で、家庭の使用済み食用油を、軽油の代替燃料に再生する事業を本格化する。来年度中をメドに道内最大の処理施設を新設。外食店やスーパーなどに約1000カ所の回収拠点を整える方針で、2009年度に処理を開始。全国有数のリサイクル体制を目指す。 日経ネット(地域経済)2007-07-13
航空バイオ燃料
世界初 バイオ燃料使うジャンボ機導入 09年、英ヴァージン航空
英ヴァージン・アトランティック航空が世界で初めて、バイオ燃料を使ったジャンボ機の飛行計画に乗り出した。「クリーン・ジャンボ」は来年試験飛行、二○○九年の商業飛行を目指す。 同社を傘下に持つ英ヴァージン・グループは昨年秋、航空と鉄道部門から生じる今後十年間の利益をすべて、次世代エネルギー開発など地球温暖化対策に投じると表明した。総額は約三十億ドル(約三千六百億円)の見込みで、「クリーン・ジャンボ」計画もその一環。計画には、米ボーイング社や航空機エンジン製造の米ゼネラル・エレクトリック社(GE)などが参加し、既存の「747-400」をバイオ燃料用に改造する方針だ。 北海道新聞2007-07-11