日本バイオエネルギー開発(JBEDC,本社東京)は2009年2月27日,ミャンマーの民間企業と合弁でバイオ燃料の開発会社を設立すると発表した。社名は「Japan-Myanmar Green Energy 」社。同年中には5000tを目標に種子の輸出を開始し,翌2010年には第1号の搾油工場を稼働。種子とともにジャトロファ由来の燃料を販売・輸出する計画だ。
▼ミャンマーは,世界最大のジャトロファ栽培国。ミャンマー政府は,2006年から国家プロジェクトとしてジャトロファの栽培を奨励しており,2008年末時点での栽培面積は約200万haに達している。これは,世界のジャトロファ栽培面積の90%以上という。その半面,種子の収集から精製までの燃料製造工程やマーケティング,法規制と規格整備といった分野では,ほかの国に遅れをとっていた。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090227/166481/
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